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ドイツ靴職人の朝の風景


ドイツ 靴職人の朝
〜たとえば、日本人の職人のタマゴが見た風景〜

朝8時。

テクノがガンガン流れるラジオ。
(ノリノリのドイツ人。「またテクノか…」とゲッソリの僕。)
仕事のはじまり。

職人仕事は集中力が勝負。
午前中、みんな頑張って仕事します。
トントン、カンカン。
黙々と仕事します。

弟子職人にはちょくちょく周りから、きつ〜いチェックが入ります。
「釘うちの角度が甘い!」とか。

途中、小腹がすいている人は仕事しながら、
10時くらいにチョコバーなどで軽食をとったり。


昼休憩。
1時から、1時間。

みんな自分で作ってきたお弁当を食べます。

たいていはチーズやハム、野菜などをはさんだサンドイッチ。
ドイツは、パン、ハム、チーズのバラエティが、とーーーーっても多い!!
(さすがドイツ!日本人はビックリです。)
おまけに安くて、そのおいしさといったら!!
ぼくもたいていサンドイッチでした。

あとは、コーヒー片手に雑誌を読んで、昼寝。
お決まりのパターンです。
夏は天気が良ければ、庭で寝椅子を出して、優雅に寝ちゃいます。


午後からの仕事。

「こないだ面白い映画みてさぁ」とか、
結構おしゃべりなんかしながら、ダラダラしつつ、手を動かす。
ちなみに、ドイツ職人は(っていうか、ドイツ人はたいてい)おやじギャグや下ネタが大好き。
(けっこう子供っぽい一面も!?)
真面目でシャイだけど愛らしい、憎めない人たちです。


夕方4〜5時。
仕事終了。

ドイツ人は休息命!!
一日の本番はこれからだ!!
(「さぁ、ビールの時間だ」(笑))

残業?
仕事って、自分の時間を楽しむためにあるんだろう?
仕事は削っても、休み時間は削らないよ!
(って言われちゃいそう。日本人には耳が痛い^^;)

みんな自分たちのお家にそそくさとかえります。


そんな感じで、日本人職人のタマゴの一日が過ぎていくのでした。


(そして次の朝も、やっぱり始まりはテクノから!^^)



ドイツの夏の風物詩といえば・・・〜ドイツ靴職人修業風景

夏です 

ドイツの夏の風物詩と言えば、

バーベキュー
ビール
とありますが、

僕の好きだったのがアイス

アイスアイスアイス


Café (喫茶店)ドイツ読みだと「カフェ〜」。
そして、kaffee/ 「カフェ」と読むのは「コーヒー」の意味。
ややこしいんです。(^_^;))

夏の間、アイス売り場が歩行者の通りに側に広がって、
アフター5(ドイツだと殆どの人が、文字通り5時くらいには仕事は終わり)に
みんながぶらっと気軽に買ってパクついてます。

で、いかにもイタリア人って感じのノリのいいお兄ちゃんに注文すると、
1kugel(クーゲル:玉)が当時で60円くらいで買えたものです。
安い!!


僕はたいてい1〜2kugel食べてましたが、
人によっては、7〜8個くらいを大きなグラスに入れてもらって食べる人も多い!
berry(ベリー:イチゴ類)をトッピングしてもらって、にんまりしている子供たちの顔
しかし、この量・・・。
さすがドイツ人・・・(^_^;)と思ったものです。


僕も一度9kugelを、食べたことがあるけど、
二人で食べたのに体が冷え冷えになって
夏に凍死するかと思った・・・


夜の10時まで太陽が沈まない、ドイツの夏のなが〜い一日。
公園で遊ぶ子供らを見ながら、
ぼ〜っとアイスを食べるのは
悪くない時間でした(^.^)






ドイツの雨とかっぱ族の襲来♪〜ドイツ靴職人修業風景

雨の銀座

そろそろ梅雨入りみたいですね。
しとしと、今日もよう降ってます。

雨といえば、
ドイツ人たちは雨に強かった?のを思い出します・・・

というのは、
とにかく、傘ささない。
しとしと雨くらいなら、雨などどこ吹く風で、勇ましくかっぽしちゃいます。

とにかく、外的環境の変化(暑さ、寒さ、ストレスetc.)に強い。
からだも、メンタルもタフなドイツ人たち。

日本人なら、
「やぁ、よく降りますね。」「いや、ホント。参りますね。」
みたいな会話になりそうな天気でも、
「雨、なにそれ?」みたいな感じです。

少し強く降ったら、雨に強いフード付きジャケットでOK。
ざぁざぁ降りで、ようやく傘か雨合羽の出番です。
とうてい、「あっ、雨だ。自転車は無理だな〜、車にしようか?( by我が家の場合)」
みたいには話は流れません(^_^;)

とにかく、雨の日のドイツのまちは、
合羽すがたのでかい人々で一杯になるのでした。

ドイツといえば、やっぱり?~ドイツ靴職人修業風景より

靴職人とドイツビール 

ドイツ人は春が大好き。
寒いいてつくような冬が終わり、春になると、
わらわらと皆外に出てきて、
平日の夕方から自宅の庭でバーベキューしたり、
喫茶(Coffee)前でビールを飲んだりします。

ドイツといえばビールが有名やけど、
ブランドの有名なビールもいいけど、
ぼくのおすすめなのは、多くの田舎町にある地元の醸造所。
それぞれ特色があっておいしい。
たいてい、居酒屋兼なので、ドイツ料理と一緒にいただける。

ぼくも、工房の靴職人仲間と、なんかの打ち上げの時とかは、
工房近くにある、町に一軒ある醸造所兼居酒屋に行ったものでした。
そこの親方と、うちの親方は友達で、ぼくも醸造所をみせてもらったりしたものでした。
“見てくれよ!俺の作ってるビールを”とまぁ、見せてくれる親方はとても誇らしげでした。
たしかに、出来立てあわあわの、その地ビールは、いままでぼくが飲んだ中でもとびきり、おいしかった(^.^)

そして、飲み会。
仲間たちの飲む量は半端ではなく、
(女性でも数リッターは軽くいく)、
食べ物はおかずで、主食はビール!
もちろん、頼むときはいつも樽でした(^_^;) 

弟子職人に出される宿題とは?〜ドイツ靴職人修業風景より

ドイツでは、
職人の弟子たちは、工房での職人修業のかたわら、週一回学校に行きます。
そこで理論や、その他一般教養(社会、数学、国語、倫理など)を学びます。

宿題も出されます。
思い出すと、ぼくの最初の授業のあとの宿題は、「工房の見取り図を描いてくる」というものでした。
工房のどこに作業机があって、マシーンがあって、ミシンがあって、というようなものです。

当時の僕は、「なんや、小学校の宿題みたい。 アホみたいな宿題だすなよな〜、Herr.Bitter(お世話になった先生。でっかい腹のでっかいドイツ人のおじいさん)」と思ったものです。

   ○○○   ○○○   ○○○

「職人修行は、技術を学ぶもの」と僕は思っていたし、世間でも思われがちやと思うけど、
(たとえば“マイスターには華麗な技”みたいなイメージがあるんやないかな)
実際、職人は技術以外のその他の地味〜なことをたくさん学ばなくてはなりません。

自分に対する自信、道具の手入れみたいな下準備とか、
言いあげると切りがないくらい、いろんな要素。
どれが抜けても、バランスが悪いわけ。

いいかえると、職人修行というのは、そういうのを総合的に
バランスよく育てていくための時間だともいえると思う。
(日本武道でいう、“心・技・体”みたいな感じ?)

その中でも、もっとも大切な要素の一つが、
"Arbeitsablauf"
意味は、『仕事の段取り』
この言葉は、長い修業の間、耳にタコができるほどマイスターから言われた言葉です。

でも、この大切さもなかなか最初からわかるもんじゃありません。
それまでには、多くの試しみと失敗の時間がいるわけです。
ぼくの場合も、ずいぶんあとになってからでした(^_^;)
Herr.Bitterの宿題の意味が、なるほどね〜と思えたのは。

マイスターは格言が好き?〜ドイツ靴職人修業こぼれ話



マイスターには格言好きが多いみたいで、ぼくも修業時代に、いろいろ教えをもらいました。

その中でも、よく言われた言葉は、
“Ubung machts Meister"(練習がマイスターをつくる)

ぼくが、単調な作業にうんざりしてたり、ミスって落ち込んでたりすると、
ヨハン(新人訓練担当のマイスター)がさも、したり顔で言ったものです。

なかなかいいこと言います。
ちなみに、この格言には続きがあって、

“zu viel Ubung machts arbeitslos"
意味は、『練習すぎると、失業する』です。
これも、なかなか、いいこといいます(^_^;)





かわいいドイツ職人には旅をさせろ?〜職人の卵たちin古いレンガの校舎で

 

ドイツの職人には『バンダラー(ドイツ語で”歩き回る/放浪する人”の意味)』という古い風習があります。武者修行の職人版みたいな感じ。道具と毛布をかついで全国津々浦々の一人旅、よさげな工房を見つけたら、「たのも〜」と親方と直談判の上、修行させてもらう。
ぼくはドイツの職人学校の教科書でこの風習のことを知ったけれど、あとで帰国してから日本のテレビで紹介されているのを見ました。番組内では、まるで、よくある風習のように放映されていたので、けっこう勘違いしてはる人も多いのでは?
実際の今のドイツでは、やる人はとても珍しいです。茶目っ気のある若者が、面白半分でやるのでしょう。日本でたとえると、袴姿にちょんまげつけて、東海道五十三次を歩いてみよう!みたいなノリで^_^;。
授業で先生が、「おまえたち、職人弟子にはこんな風習があるんだぞ。やるやつもいるんだぞ」と説明すると、「へ〜、そんな変な奴いるんだね〜」と生徒たちは一様に驚いたものでした。


ドイツ靴職人授業風景〜職人の卵たちin古いレンガの校舎で

 

もんちょんさんはAzbi(アツビ=靴職人弟子)時代、学校に通ってました。週4日工房で働いて、週1日月曜は電車で一時間かけて、大きな町にある学校まで行きました。
職人学校ってどんなんだろう?ドイツ人って真面目なイメージがあるから生徒もさぞや、と思う人もいるだろうけど、平均年齢
18才くらいの遊びたい盛りドイツ人の若者たちは、けっこうやんちゃです。

女の子たちは“一時限の体育なんてうざ!”と「電車が遅れたの〜」とかいいながら嘘見え見えの言い訳で遅刻してくるし。授業中、携帯ゲームでピコピコ遊んでるやつもいたりします。休み時間は、「おまえんとこの工房どうよ?おっタバコある?くれる?」てな感じでだらだらで、だべってたりします。
問題をいつも起こしてる、トラブルメーカーはたいてい決まってます。彼らのふざけがあまりすぎる時は、先生が「こら。お前の親方に電話するぞ!」との決まり文句で一喝、「へぇへぇ、しゃあないなぁ」とニヤニヤしながら勉強に戻ったりします。(さすがの彼らでも、親方は怖いみたい。だけど、その静けさもたいてい長くは続きませんが
^_^;
ただ、そういうやつに限って、専門(足医学や病理学)になると、バンバン難しい質問を先生にしたり、実習(靴製作技術)では、へ〜というぐらい上手だったりする。あなどりがたし
^_^;


ケバブをめぐる話◆船吋丱屬肇疋ぅ弔箸椶

僕の通っていた靴職人学校の同級生にも数人トルコ人がいました。その中の一人が、小顔で切れ長の黒い目がすてきなハンサムさんやった。おやじさんがケバブ屋でした。トルコ人=移民=貧乏という偏見のあった僕だったけれど、クラスメートの彼は、そういう暗いイメージとは関係ない、明るくて人なつっこかった。

2年間、ドイツ人職人たちと一緒に生活した中で感じたことですが、ドイツ人は人の気持ちを察するのがちょっと下手みたい。(ぼく
の親方はお客さんとよく口論になってた。^_^;)
比べて、トルコ人は察し上手の商売上手みたい。(ケバブ屋のにいちゃんたちは、たいてい愛想よしで人好きする人たちが多い。)したがって別に貧乏とも限らないみたい。同級生の彼はかっこいい上に、ずいぶんはぶりもよかった。
ふ〜ん、ケバブ屋もうかるんだなぁ、ええなぁと思ったものでした('_')


ケバブをめぐる話 船吋丱屬肇疋ぅ弔箸椶

 

夏の晴れた土曜日は、ケバブ屋へよく行きました。(ケバブはトルコ風ハンバーガーみたいなファーストフードのこと)
町の中央広場の横に、お気に入りのケバブ屋さんがありました。太腕のトルコ人の兄ちゃんが、よいしょって感じで釜で焼いて作ってくれたその店のケバブは、三ツ星級のうまさでした。すっぱいヨーグルトソースの取り合わせも僕好み(^^)
夏は外にテーブルと椅子が出てて、広場の噴水で小さな子どもたちが水かけあってキャッキャッ遊ぶのを見ながら、冷たいビールと一緒にケバブをほおばるのは休日のぼくの小さな幸せでした。

ところでドイツはトルコからの移住者がとても多い。(国の深刻な移民問題になってるみたい)そのトルコ人移住者たちの始めたのがケバブ屋。おいしいので、全国的にひろがりました。最近は日本でも屋台とかでたまに見かけるけれど、ドイツのケバブ屋はとてもポポレア(ドイツ語でポピュラーの意味)でハンバーガー屋より多いかも?


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